4月3日放送の「
報道ステーション」で、普天間飛行場移設問題について報じていました。
その中での、恵村順一郎朝日新聞解説委員と古館伊知朗氏のやり取りを書き起こします。
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恵村順一郎朝日新聞解説委員
普天間基地の移設の問題というのはですね、17年間最初の日米合意があってから全く動いてなんですよね。これをどう動かすかというのが、誰が首相になってもですね、あのぉこれはまぁ・・・難しい問題なんですね。でも気になるのはですね、そんなに難しい問題なのにですね、あのぉ安倍政権は最初から辺野古ありき、辺野古しかないということで悩んでいる様子がないというとこなんですね。鳩山さん、鳩山首相はですね、迷走だと批判されましたけども、辺野古しかないのかということを・・・悩み苦しんで探してたんですよね。
今、沖縄では知事もそうですし、県議会議長もそうですし、41ある全市町村、それからその議会ですね、みんな辺野古施設反対しているんですよね、じゃどこに移せばにいいのかと、辺野古の海を埋め立てて新しい基地を作る以外にやり方がないのかと、いうようなことをですね、今、安倍政権はその道を探る構えもしてない。日米合意というのがですね、錦の御旗というような思いで見てるんのではないかというぐらいですね、辺野古しかないということで、沖縄を仕切ろうとしてるんですね、こういう安倍政権の姿勢っていうものを見ていると、私はなんかは、冷たいなと感じざるをえないですね。
古館伊知朗
そうですね・・・そこ重要な点ですよね・・・鳩山総理は、鳩山元総理は最低でも県外と言い放ったから問題なんで、悩んでいたプロセスはあったと、もがき苦しんでいた部分があったという見方をされているんですね。
恵村順一郎解説委員
そうですね、安倍さんはその分悩まずに、今悩んでいるのが、沖縄の人たちだけじゃないかという風に見えてならないですよね。
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確かに鳩山元総理は、「最低でも県外」なんて言ってみたもののうまくいかずに「どうしよう」って悩んでいたかもしれませんね。
しかしそんな悩みなんて、当時の橋本総理の沖縄への思いとリーダーシップに端を発し、いろいろな条件があるとはいえ、誰もできるなんて思わなかった普天間基地の返還に合意し、移転先で悩んだ苦悩に比べれば…
恵村順一郎解説委員は、普天間の移設問題は17年間全く動いていないと言っていますが、動いていないのではなく、動きかけていたものをぶち壊して白紙に戻した馬鹿な政権があるの間違いでしょう。
その責任は大きいし、しかもそういった事実を報じず、安倍総理だけを批判するこの報じ方ってどうなんでしょうね。
何か新しいことをしようとすれば必ず反対する人はいますから、日本人全員を満足させることなんてできないでしょうが、そんな中でよりベターな選択を決断しなければならないのが総理大臣だと思います。
そういった大役の総理大臣を、「安倍さんは悩まずに」なんてよく言えるものですね。
なにも悩まずに責任もなく言ってるのはマスコミの方です。
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